管理人の雑記
徒然と。まとまりのない文章なのは仕様です。
※:以下の雑記は、2007年5月20日に書いたものです。
私が、この戦場に居る理由というか経緯。
私はアサシンギルド事件のことをBOTNEWSさんの記事で知ったクチで、事件に巻き込まれた当事者ではありません。
ですが、この事件は間違いなく私のRO人生を大きく変えるものでした。それまで私も、BOT・RMT問題について無関心なプレイヤーの一人に過ぎませんでした。BOTNEWSさんはその頃からちょくちょく拝見していたのですが、「プレイヤーが何とかできる問題でもないだろう」と自分から何か行動を起こすこともなく。BOT通報すらほとんど行っていませんでした。
そんな私でも、「ガンホーがBOTの救出をした」と揶揄されたこの事件については、大きなショックを受けました。
もちろんショックを受けたのは私だけではなく、多くのROプレイヤーが怒りを爆発させました。とくにアサシンギルド事件が起きてからの一ヶ月ほどは、まさに激動の時期でした。
事件の翌日の裏RJC。Chaosをはじめとする各サーバーでのGvアナウンスによる抗議表明。
RO監査委員会の設立。そしてChaosの大規模デモ。
その様な運動の数々をみて、こういう戦い方があるのかと。「自分にもできることがあるのだろうか」
それから監査委員会のイベントに参加するようになり、ユーザー連盟になってからはお手伝い(役にたっていたのかと言われれば微妙ですが・・・)をさせてもらうようになり、いつの間にやら反BOT・RMT運動の一員らしきものになっておりました。 今でこそ「BOT露店不買同盟」なる大げさな名前の運動を立ち上げている身ですが、元々のスタンスは割りとチャランポランだったりします。あはははは。
なぜアサシンギルド事件は起きたのか。
ずっとこのことについて考えてはいたのですが、未だに納得のいく結論に至っていません。
ええ、ぶっちゃけていうと何故ガンホー社がこのような暴挙を行ったのか、まったくわからないのです。
隔離活動を行うプレイヤーを無理やり追い出したりなどすれば、反発の声が上がるのは必至でしょう。大きな騒動に発展すれば、自社イメージを悪くする要因になりかねません(現に、デモ活動などが起こったわけですし)
対外アピールをことさら気にするガンホー社にしては、おかしな行為だなあと思ったりするわけです。はっきり言って、自分で自分の首を絞めているのと同じです。大きな騒動に発展することを、想定してなかったんですかね。
GMの対応に関しては、後日オフラインミーティングにて謝罪されています。権限が無いいわば下級GMだったのでゲーム内での対応が出来なかった。まあこれは理解できます。
しかしポータルのバグを修正するため・・・という理由が今ひとつ納得ができないんですよね。
20日のアサシンギルドGM光臨に続き、23日にはポータルを封印。早急であるとともに、徹底した対応です。そこまでしてアサシンギルド封印を急いだ理由が、どうしてもわかりません。
かといって、当初騒がれていた「BOTの味方だった」という説も、何ら根拠はないわけですが。
我々プレイヤーには、残念ながらガンホー社の真意を知るすべはありません。まさに神(運営会社)のみぞ知る。そうして真相は闇の中に埋もれていくのしょうね・・・。
せめて事件のあったことだけは、闇の中に埋もれさせないようにしたいものです。
私たちは、この事件を決して忘れてはいけない。
ガンホー社に対して、思っていること。
よくガンホー社はBOT対策をやる気がないと言われます。BOT対策をまともにできない無能な運営とも言われます。
どちらが真実に近いのだろうと考えたら、恐らく両方なのではないかと私は思います。
「BOT対策を積極的にやりたくない。そもそもBOT対策を十分に行なうだけの力がない。」
例えるならば次のような感じでしょうか。
「ガンホーさん」という農家の人は、、「RO」というとても大きな畑を持っている。
しかし畑を耕すことも肥料を与えることもせず、ろくに手入れをしない。
もちろん害虫駆除もろくにしない。そんな訳で、畑の野菜はどんどん食い荒らされていく。
(害虫の例えにされたものが「何」であるかは、説明の必要はないですよね?)
何故、畑の手入れをろくにしないのか?害虫駆除を行わないのか。
耕運機や農薬を買うお金を、勿体無いと思っているから。
余りにも害虫が増えすぎた場合、畑の野菜を全部食い潰されては流石に困るのでしぶしぶ駆除を行う。だが放置しすぎているので、その数が減ることは無い。しばらく経てばまた元通り。
そして最近では、大陸からもイナゴの大群がやってきてどうしようもない。
そんな酷い状態であろうとも、畑にできた野菜はしっかりと残らず刈り取ろうとする。下手をすれば、根っこや種子・種芋まで根こそぎ刈り取ろうとする。
そして最後にはボロボロになった畑を棄て去り、新しい畑の土地を購入してまた新しい野菜を販売する・・・。
ろくな手入れもされていない畑では、いい「野菜」が出来るわけがありません。
そんな野菜を買って食べた「消費者」は当然不満を抱きます。「ガンホーさん印」ブランドの野菜には次第に悪評がついていくでしょう。
「ガンホーさん印の野菜はまずい!」「しなびているものばっかりだ!」
例え新しい畑を買って新しい野菜を販売しようとしても、誰が悪評のついた「まずいガンホーさん印の野菜」を買って食べようとするでしょうか。
ここまで書いて、結局は信用の問題なのだなあと改めて思いました。どの商売でも同じなんでしょうけどね。
RO2や他MMORPGなどの新規事業への投資にばかり力を入れて、既存事業でメインコンテンツでもあるROへの投資を十分に行わない。有料アイテム販売や、青箱紫箱RJCパックなど、目先の利益ばかりを追求。
もちろんMMORPGの世界は永遠ではありません。いくらアップデートを続けても、結局飽きによる衰退は避けることはできません。いつかは無くなる世界なのです。新規事業にも力を入れなければ、会社が存続できないことは理解しています。
しかし、「ガンホーさん印」ブランドの評判を落とし続けている現状を把握していますか?
新しい野菜を販売しても、このままでは誰も買ってくれませんよ?
ROプレイヤーが求めていることはたった一つです。それはガンホー社の「誠意」です。
私たちプレイヤーに出来ることって何だろう。
私たちプレイヤーはサービスを受ける顧客側であるのだから何もする必要は無い。ゲームの管理をするのは運営会社の仕事だ。
確かにその通りなのかもしれません。
ですが現状で法規制のないRMT。そしてそのRMTを目的とした外国系業者の放つ無尽のBOT。RMTという「現実世界の金銭」というものが絡んでいる以上、そうそう簡単な問題ではありません。
ガンホー社を擁護する気はさらさらありません。ここまで爆発的にBOTが増えているのは異常としか言いようがありません。もっと数を「減らす」ことは可能でしょう。
ですが、例えどれほど優れた運営会社であっても、この現状においてBOTを「まったくのゼロ」にする事は不可能です。
そもそもなぜBOTは減らないのでしょう。そしてなぜRMT業者は潰れることがないのでしょう。
それらを利用するのは、私たちプレイヤーなのです。
「私たち一人一人が、不正に対する意識を高める。」
私たちプレイヤーにできることは、これなのではないかと思っています。
自分が不正を行なわない。周りが不正をするのを黙っていてはいけない。「不正はダメなこと」という常識が、当たり前のこととして根付いていってほしい。
私の行なっている「BOT露店不買同盟」という運動も、そういう思いの元立ち上げました。
BOT・RMT問題は、もはや一運営会社だけが何とかできるレベルの話ではなくなってきています。
運営会社とプレイヤーが、連携して撲滅を行なっていかない限り解決はありえません。
そのために運営会社には「誠意」をもって、信頼を取り戻してほしい。
プレイヤーも「見てみぬ振り」をしないでほしい。きちんとBOT・RMT問題と向き合い、正しい情報を調べ、不正に負けない心を身につけてほしい。
アサシンギルド事件は、ガンホー社の凶行であることは間違いありません。
ですが、皮肉にもその事件をきっかけに、プレイヤーによる不正撲滅の運動が発生し現在に至っています。
この不正撲滅の機運を断ち切ってはいけない。ROの先人達が望んでいた「安心して遊べるゲーム環境」を取り戻すためにも。
この「アサシンギルド事件の日」が、皆さんプレイヤーに考えるきっかけを与える日となることを願っています。