裏RJC2006

アサシンギルドでの事件を受けて、多くのプレイヤーが怒りを爆発させた。
翌日、事件の起きたサーバーの一つであるChaosサーバーではプレイヤーによる抗議活動が行われた。多くのプレイヤーが集まり、チャット看板などによってガンホー社への抗議の意を訴えた。またBOT飛ばしの拠点であるアサシンギルドには、事件を知って様子見や応援に駆けつけたプレイヤーが殺到した。たまたま同じ日に開催されていた「RJC2006」というガンホー社の大規模なオフラインイベントを揶揄して、「裏RJC2006」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せた。
「癌呆はBOTの味方でした」ギルド
そして同日、とある一人のプレイヤーが立ち上がる。剣士sarku氏はガンホー社へ抗議の意を示すため、GvG(ギルド攻城戦)の落城アナウンスを利用して、ガンホーへの抗議文をChaosワールド全体に流す計画を立てる。彼は「癌呆はBOTの味方でした!」という名のギルドを作り、砦を落とす協力者をBOTNEWSのコメント欄とOWN RAGNAROKの掲示板で募集した。
その日のGvGで「癌呆はBOTの味方でした!」ギルドは砦Valkyrie Realms 4を攻めた。人員不足などもあり最初は劣勢かと思われていたが・・・。
エンペリウムを破壊し、砦の落城に成功。抗議文であるギルド名をワールドに流すという計画は見事成功した。しかし、それだけでは終わらなかった。
なんと落城後、現地のGvGギルドがエンペリウムを破壊しない状態でV4砦の防衛をはじめたのだ。
「今日はここを守り通すことに決まったんです」
Sarku氏必死の思いが、Chaosサーバーの住人を動かした。
そしてChaosサーバー住人の協力を得て、「癌呆はBOTの味方でした!」ギルドはそのままV4砦を取得。落城アナウンスに止まらず、そのギルドの名は次週のGvGまでの一週間、ChaosV4砦の旗に刻まれる事となった。
届かぬプレイヤーの思い、アサシンギルドポータル封印
しかしガンホー社はこれでも対応を改めることはなかった。それどころか、まるでプレイヤーの怒りを嘲笑うかのように、同週の火曜日定期メンテナンスにて仕様変更を行ったのだ。
公式告知-5月23日のパッチ内容について
5月23日のパッチ内容について(一部抜粋)
■シーフ以外の職業が、アサシン転職試験マップ内をセーブポイントに出来てしまう不具合を修正いたしました。
上記修正に伴い、一部のキャラクターを下記のように変更させていただきました。
・シーフ以外のキャラクターで、現在地がアサシンギルド(in_moc_16)になっているキャラクターを、砂漠の街モロク(morocc)へ移動いたしました。
・シーフ以外のキャラクターで、セーブポイントがアサシンギルド(in_moc_16)になっているキャラクターのセーブポイントを、砂漠の街モロク(morocc)へ変更いたしました。
アサシンギルドでのセーブを不可能にし、ポータルの飛ばし先に指定できなくなるという変更だ。つまり、BOT飛ばしにアサシンギルドを利用出来ないようにしたのである。
5月20日のGM光臨後も、飛ばし活動は更に活発に行われていたのだが、そういった飛ばしをおこなうプレイヤーにとっての拠点をガンホー社は潰しに掛かった。
プレイヤー達の思いは、ガンホー社に届くことは無いのだろうか・・・。
この後、ラグナロクオンライン、いや日本MMORPGの歴史上で最大規模の抗議活動が行われることになる。